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仙台の街には欠かせない一番町の老舗「喫茶 エルベ」

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いつも通りのお店がそこに変わらずあること―ファンの

皆さんにとってはこれほどありがたいことはないでしょう。

仙台市一番町の「喫茶 エルベ」も、

間違いなくそんな喫茶店の中の一つです。

 

一歩店内に入れば、タイムトリップ・トゥー・ザ・ショーワの世界。

駆け足ながらもどこかゆとりのあった時代を懐かしく思い出す方も

きっと多いに違いありません。

仙台市地下鉄東西線・青葉通一番町南1出口から徒歩3分、地下1階にあります。

 

開業以来40年以上をかぞえる名店で、

先代の引退を契機に、現在の店主がお店を引き継ぎました。

ほのかなノスタルジーと心落ち着く安心感、

月日が積み重ねてきた独特のムードは、

訪れたお客さんの日常に欠かせないオアシス。

 

新しい代を無事に迎えるにあたって、

皆さんはきっと拍手喝采を贈ったことでしょう。

いつまでもこの場所を大切に残したい―バトンを受け取る者がいてこその未来、

というフレーズがしみじみと胸に迫ってきます。

 

これまでと、そしてこれからをけん引していくのが、

看板料理の「塩味スパゲッティ」です。

創業当初の味を維持し続け、新たな愛好者も生み出すロングセラー。

 

バターの濃厚な香りに食欲を誘われ口に入れると、

思いのほかもっちりとした食感で、

喉越しも絶妙―美味しさの秘訣は、

湯がいたパスタを熟成させる手法にあり、です。

 

初めての方でもかつてどこかで食べたことのあるような、

けれども他ではとても真似できない味わい。

この逸品をランチでいただいて、

颯爽と仕事に戻る皆さんの姿が目に浮かぶかのようです。

 

テーブル席の壁に飾られた巨大な銅板壁画は、

ポーランドやチェコ、ドイツなどを流れるエルベ川の情景が描かれたもので、

店名の由来にもなっています。

長い間、ここに通う人たちを見守り続けてきた、いわば生き証人。

 

当時の内装や料理をそのままに、

次の世代に引き継がれる―誰よりも喜んだのはなじみの

常連さんたちだったでしょう。

「喫茶 エルベ」は、地元の方々にとってよりどころとなる大河のよう。

仙台の街で愛されてやまないお店です。

 

[店名] 喫茶 エルベ
[住所] 〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町1-1-30 B1F
[アクセス]
仙台市地下鉄東西線「青葉通一番町駅」南1出口より徒歩3分
JR他各線「仙台駅」より徒歩8分
[営業時間] 11:30~17:00
[定休日] 日曜日
[TEL] 022-262-1980
[ホームぺージ] https://www.kissa-elbe.com/

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